直線断ち直線縫いの服

たつけとは・・?

岐阜県・郡上市の最奥の集落・石徹白にある石徹白洋品店の店主
平野馨生里さんが提案していらっしゃる民衣。

洋服がまだなかった頃、着物の巾(小巾)の布で
直線断ち、直線縫いで作られたズボン・・。
農作業をするために、動きやすく作られたものです。
馨生里さんが石徹白のおばあちゃんから聞き書きをする過程で
たつけが、作られた背景、また考え抜かれた形、
作り方であることを感じ、それを後世に残したいと、
現代にあった形にリデザインして
提案していらっしゃいます。
たつけの他ブラウスなども直線断ち直線縫いで作ることができます。

私がたつけを知ったのは2年ほど前・・。
NHKの朝の番組で平野馨生里さんが紹介されていました。
イギリスで「たつけ」という直線断ち直線縫いのズボンの
作り方を紹介している様子だったと思います。
素敵なお仕事していらっしゃるなぁと思い、
すぐ石徹白洋品店のことを調べて一昨年の春に
初めて石徹白を訪問しました。
 
福井県との県境近く、石徹白のスキー場より奥にある
集落です。
石徹白洋品店を訪れたときの驚き!
「なんてところのあるんだろう!」
その時は黒いはかまを購入しました。
「はかま」もたつけと同じく直線断ち・直線縫いで
作ることができるパンツです。
美しい自然の中にある「石徹白洋品店」。
その後「畑から藍を学ぶ連続講座」で月に1度通うことになりました。
そこで馨生里さんはじめスタッフの方の石徹白に対する「愛」
そして石徹白洋品店には、その「愛」それに惹きつけられるよう
全国から布好き、藍染好き、自然好き、手仕事好きの方々が
集われていることがわかりました。
とても素敵な場所です。
皆さんもぜひ、訪れてみて下さい。
 

なぜたつけの認定講師になったのか?

布が好きで着物を着るようになったのと同じ〜!

装うことが好きな私にとって、好きな布の着物・・好きな布のたつけ・・は
同じなのです。

着物もたつけも同じパーツを同じ形に仕立、縫われています。
その限られたパーツ、形でどんな装い方を楽しめるか?
着物と同じだな〜と感じているところです。
そんなところがとても楽しい!
着物も質感・色、着物や帯、小物を合わせて
自分らしい装いに組み立てていきます。
たつけも同じ・・・。
だから、たつけだけじゃなく
それでどんな装いを組み立てられるかが
私にとってとても面白く感じるところです。
自分の好きな布で、装いを組み立てられるって
とても楽しいです。
それに〜。たつけは普通のパンツを作る時より
布が少なくて済むんです。
110センチ幅程度の布でしたら150センチでできます。(サイズ3まで)
好きな布を合理的に使って縫うことができるなんで
なんて素敵!
自分の好きな布でたつけを作ってみませんか?
 

どんな布で作りましょう?

着物でも「ケとハレ」という言い方をしますが・・

たつけにはちょっと大袈裟ですけれど・・。
そんな感じ・・。

せっかくだからちょっと着られる幅を持たせたいなぁと
思っています。
私は藍染が大好きです。30年以上前からアンティークショップで
藍染の古い着物を集めていました。
型染め、筒がきの藍染が好きでした。
なので、普段のたつけは古布の藍染で何本か作っています。
とてもいい風合いで大好きです。
庭仕事をしたり小さな畑で作業をするときに長靴に
すっぽり入っていい感じです。

お出かけ用は・・。
NUNOの布。30年以上前からお洋服を作って頂いたり、
睦月を始めてからも帯にして、とても親しんできた布です。
その布でたつけ・・とってもしっくりきています。
皆さんもいかがですか?
好きな布で、自分らしい装いを・・🌸
 
NUNOとは・・世界的に有名なテキスタイルデザイナー・須藤玲子氏が率いる日本のテキスタイルデザイン・メーカー。日本の伝統的な染織技術と最新のハイテク素材を融合させた独創的な布地を数多く生み出し、国内外の美術館に収蔵されるなど高い評価を受けています。

 

手仕事を感じる

布に手仕事を感じる・・または自分で施しても・・

ちょっぴりでも・・

日本で織られ、染められた布ももちろん好きです。
でもアジアの手仕事を感じる布も好き!
自分でちくちく縫ってみたり、簡単な刺繍でも・・。
自分だけの装いを作れます。
それが楽しい、ワクワクです。
一緒にたつけを作りませんか?
お待ちしております🌸